カープで一番活躍した外国人はウルソーですか?

塾講師 兼 助っ人外国人のうルソーがカープとアニメと教育についてグチグチ言います。

今年のカープについて③

2019年の新生カープを語る企画の3回目。

今回のテーマは「岡田と野村が投手陣を救う?」です。
丸選手が抜けて攻撃面でも守備面でも大幅な戦力ダウンとなってしまったカープですが、それ以上に今問題視しなければならないのは整備が進まない投手陣の方ではないでしょうか。

ジョンソンも大瀬良投手もOP戦で打ち込まれ、薮田投手は相変わらずの制球難。
中田廉投手や今村投手の勤続疲労は癒えず、アドゥワ投手に続く若手のエース候補は出てくる様子もありません。

そんなはやくも火の車のような投手陣を救ってくれるのは私は岡田明丈投手と野村祐輔投手ではないかと思っています。



とは言うもののなにか数字的な裏付けがあって言っているわけではありません。
単純にこの二人に期待したいというだけの話なんです。っつうか二人共2018シーズンは成績を落としてしまった二人ですしね。彼らがそれぞれ岡田投手は2017、野村投手は2016のピッチングに近づくことができれば四連覇はぐっと近づきます。

まぁ そういう願望です。

まず、岡田投手。
彼の魅力はなんといってもあのストレート・・・と面構えです。
世間では「宇宙人」とか「天然」と言われる岡田投手ですが、野球をやっている時の顔はものすごく凛々しくて格好いいですよね。

インタビューもよくネタにされますが、実際数万人の前でカメラとマイクを向けられてあそこまで言い淀まずにスラスラと「小並感」な受け答えができるのはすごいと思います。
普通、「えーっと」とか「あのー」みたいな繋ぎが入るのですが、彼はマイクを向けられると即座に「はい」「よかったです」と答えています。あれってやろうと思うと意外とできないものですよ。

研究熱心なところもあるようで、彼の代名詞ともなっているバッティングはプロ入りしてから研究と練習で作り上げたものであることはよく知られています。

2018年の岡田選手の特徴としてはデーゲームよりナイター、ホームよりビジターでの成績がよかったらしいです。とくにナゴヤドームと甲子園は成績が向上するようです。広いので多少コントロールミスがあってもホームランになりにくく、のびのび投げられるから合っているのかもしれませんね。

球種としてはあまり得意ではないかもしれませんがカーブが実は有効らしいです。
本塁打13と結構打たれた昨シーズンでしたがカーブでの被本塁打は0、見逃し率はストレートよりも高いそうなので、ストレートとスライダーばかり投げているイメージを逆手にとってカーブを活用できるようになればひと皮むけるかもしれませんね



次に野村投手

タナキク世代の投手として周りを引っ張っていく立場になった30歳です。今年はFA権の取得もかかっているので例年以上に気合が入っているのではないでしょうか。
彼も仕事の時とオフの時とで表情が一変しますね。
女性ファンなどはオフの時のぼんやりした顔も好きなんでしょうが、私は試合中の無表情の中にも闘志が見える顔つきが好きですね。

インタビューはルーキーの頃からザ・優等生というような感じですが、昔に比べればはるかに砕けた喋り方をするようになりましたね。安部選手との絡みはとても面白いです。

データ的なことを見るとナイターばかり投げていますがデーゲームが得意です。土曜日・デーゲーム・甲子園が揃うと無敵の大エースになります(きっと)

彼が投げている時の安部選手にはかなり強力なバフがかかっているらしく、.421というとんでもない打率を残しています。さすが同年同日同病院生まれの絆はすごいですね。

とにかく今年のカープの浮沈はこの二人にかかっているといっても過言ではありません。
いや マジで・・・

もちろん床田投手、ケムナ投手、遠藤投手などの台頭や大瀬良、ジョンソンの二枚看板の安定など期待したいことは多いです。もう開幕は目前!最後までいい準備を整えてシーズンを迎えて欲しいものです。


追記:先日二軍で岡田投手が5回2安打無失点の好投を見せました。また1軍では野村投手が4回1失点とこちらもまずまず。二人共開幕に向けてギアが上がってきたようです。

さらにこのブログで取り上げたレグナルト投手がオープン戦で好投を見せています。
みんな頑張れ!