カープで一番活躍した外国人はウルソーですか?

塾講師 兼 助っ人外国人のうルソーがカープとアニメと教育についてグチグチ言います。

今年の広島カープについて⑦「他球団考察編:阪神」

今回で3回目となる行っているセ・リーグの他球団の傾向と対策。

今回は私が5位に予想した阪神について見ていきたいと思います。


おさらいとして順位予想を振り返っておきましょう


1 巨人(④にて考察 総合力No.1)
2 広島
3 ヤクルト(⑤にて考察 若手とベテランの融合)
4 DeNA(⑥にて考察 左腕王国健在)
5 阪神
6 中日

「5位予想と対策 強力投手陣」

一昨年の2位から一気に最下位転落してしまった阪神ですが、ここ数年若手の投手が次々に台頭し中堅、ベテランにうまく融合したことで先発中継ぎともに充実してきました。青柳、才木、小野投手など25歳以下で2桁勝利も狙えるのではないかという素材もいれば、藤川、高橋聡、メッセンジャー、能見投手などのベテランもまだまだ元気です。そこに今季FAで西勇輝投手が加入し、中日からはガルシア投手がやってきました。藤浪選手の制球難や、手術後の秋山投手などの不安要素もありますがそれでもリーグでは上から数えたほうが早い投手陣と言えるでしょう。

それでも私が阪神を5位に予想するのは、やはり野手陣の打撃力、守備力両面で不安や未知数の部分が大きすぎるからです。得点577はリーグ5位、打率.253もリーグ5位、本塁打85はリーグ最下位という数字はやはりチームの弱点と言わざるをえません。クリンナップ候補も新外国人と福留、糸井両ベテランでそこを脅かす若手がいないのは寂しいですね。もちろん金本監督期に起用された若手は今年花開くかもしれませんし、矢野新監督が二軍で見出した若手がいきなりブレイクすることも考えられます。いちばん楽しみなのは近本選手と木浪選手のルーキーコンビではないでしょうか。彼らがチームの救世主になることも十分に考えられます。そうすれば上位進出も夢ではないかもしれません。


さてそんな阪神と我らがカープはどう戦っていくべきでしょうか

まずは対投手陣ですがカープのレギュラークラスでメッセンジャー投手に抜群の対戦成績を残しているのは菊池選手くらいなのでチーム全体で攻略してくことになります。
それ以外の先発陣才木、小野、岩貞、ガルシアの4投手ですが鈴木誠也選手が彼ら全てに対戦打率3割以上をマークしており、鈴木選手の前に何人のランナーがいるかが重要になります。
才木、小野両投手には田中選手がよく出塁できていますが、岩貞投手には松山選手、ガルシア投手には
バティスタ投手が相性が良いようです。現在迷走中の3番打者争いですが対右、対左よりも相性のよさで選ぶのもありかと思います。

つぎに対打撃陣を見ていきましょう。
やはり注意すべきは糸井選手と福留選手でしょう。二人共とくべつ広島戦に強いというわけではないのですが勝負強さが光る選手なので前にランナーを貯めたくありません。
選球眼のよい鳥谷選手、足もある高山選手、上位打線を打つ可能性のある大山選手や北条選手などをきっちり抑えなくてはいけません。
ここはエース大瀬良投手に託しましょう。
昨シーズンの対阪神防御率0.83 鳥谷、糸井、大山、高山、北条、陽川の6選手にヒット一本も打たれていませんし、福留選手には9-1で被打率.111と好相性でした。
エースが三連戦の頭で勝って常に精神的に優位に立って二番手三番手の投手も送り込めるようにしたいですね。 

といわけで今回は以上です
金本監督と新井選手というお互いのチームに因縁の深い二人が同時にチームを去ってカープファンとしては少しさみしい感じのする今シーズンからの阪神ー広島戦ですが新たなライバル関係になる存在が出てくることを楽しみに応援したいです。

それでは