カープで一番活躍した外国人はウルソーですか?

塾講師 兼 助っ人外国人のうルソーがカープとアニメと教育についてグチグチ言います。

美少女×自分の趣味が許せない人たちへ

こんにちは うルソーです
アニメ 八月のシンデレラナインが始まりましたね。

感想は・・・12話見終わってからじっくり書こうと思います。
とりあえず動いている有原たちを見れらたことに感動しています。
まぁ それはおいおい書くとして。

今回は美少女(JK)におっさん趣味をやらせるアニメについての個人的な意見を書いてみたいと思います。
アニメ「けいおん!」が放映されてから今年で10年になるそうです。
けいおん!を皮切りに多くの「JKが〇〇をやってみた」的なアニメや漫画が世に出てきました。

軽音楽、オートバイ、山登り、ソロキャンプ、戦艦、航空機、戦車、野球、競馬、鉄道、自転車・・・
多くのおっさん趣味が美少女と掛け合わされブームを起こしたり、知られずに消えていったりしました。

そしてどのようなアニメ(漫画)にも必ずといっていいほど付きまとう「リアル感」の問題。
今回はこのやっかいなしがらみについて考えてみたいと思います。

そもそもこの「美少女×おっさん趣味」というのはどういった層をターゲットにしているのでしょうか。
もちろんその趣味をもっている30~40代の円盤に金をつぎ込んでくれそうな人が第一ターゲットであるのは間違いありません。ただこの層の人たちは一度敵に回すと非常に厄介な存在になります。

ギターの音がリアルではない、車体のカラーリングが違う、フォームが不自然、時代考証ができていないなどなど・・・自分の大好きなものだからこそ譲れないラインというものがあるようで、アニメで細部まで再現されていないとSNS等で検証動画や比較動画などを上げて製作者を攻撃する人たちは少なくありません。

ネット上でこういう意見を目にする度に「クソつまんねえ人生送ってんな」と思います。
どうせ、こういう叩き方をしている人のほとんどがその道のオーソリティではないわけですよ。
せいぜい自分が読んだことのある専門書、見たことのある資料、体験したことのある場面から判断しているはずです。スポーツで描写がリアルではないと言っている人の何人がそのスポーツのプロですか?歴史ものを叩いている人のどれくらいが大学で論文を発表したことがありますか?所詮みんな素人じゃないですか。素人が素人の創作物をドヤ顔で叩いているという恥ずかしさに気づいたほうがいいですよ。

製作者だってその趣味に関しては素人です。資料を調べながら作ったとしても細部まで忠実に再現するのには限界があります。もちろん下調べもろくにせず「こういうのやっとけばオタクが食いつくんでしょ?」という態度で作っている製作者は論外ですが、大抵の場合は限りある時間の中で取材を行って形にしているはずです。

テニスの王子様は松岡修造氏によれば絵空事ではないらしいですし、フェルナンド・トーレスは知り合いの子供には必ずキャプテン翼を見るよう薦めるそうです。
彼らだって別にアレがリアルにありえると思っているわけではないでしょう。でも「ああいうプレーができたら面白いだろうな」「あんな世界があればワクワクするな」という観点で捉えることができるのでしょう。それはその競技を突き詰めるところまで突き詰めた人間だからこそ許せる「あったらいいな」なのでしょう。

なにも専門家以外は批評してはいけないということではありません。ただある程度の知識があるなら素人が作ったものを大目に見てやれないのは狭量すぎるのではないかと言っているのです。すくなくともプロは素人の勘違いにいちいち顔を真っ赤にして怒ったりしないでしょう。

細かい描写を叩く人たちは自分が中途半端だということを知っています。知っているからこそ、その中途半端を認めたくないのかもしれません。自分が半端者ではないと誇示するかのようにどうでもいい知識をひけらかして、相手を貶めようとします。まるでそうしないと自分が否定されてしまうかのように。

そもそもアニメが作り物である以上、作り物であることを最優先にするべきだとも思います。作り物であるということは、現実には起きえない奇跡、ファンタジー、ご都合主義が有り得て良いということですし、ケレン味やハッタリが重要視され良いということなのです。
それを否定するなら「そもそもアニメなんて見ないで現実の趣味に没頭してろよ。」と言いたくなります。教則ビデオでもなんでも見て「いやぁ さすがリアルだなぁ」とか言ってればいいじゃないですか。

きっとハチナイアニメも「野球部分の描写がクソ」みたいな批判にさらされますよ。テレビでしか野球を見たことない連中によって。ドラフト候補になったこともない連中によって。

そういう連中には声を大にして言いたい

ハチナイアニメにはもっと批判すべきところがたくさんあるだろうと!

細かい部分の粗を探してつついている場合かと!

私が言いたいのはそういうことです。