4月30日~5月2日のカープ
対阪神3連戦
GW戦線も折り返しの6戦目が終わりました。
甲子園での阪神3連戦は1勝2敗で負け越し。
前カードのヤクルト戦から4連敗と借金はさらに膨れてしまいました。
打線は効率よく点を取ることができず、投手陣は踏ん張りきれない。
そしてフォアボールとエラーからの失点。
4月の初めに出ていた悪い部分が再び顔を出し始めました。
投手の四球、野手の失策、捕手はフリーパス
29日のアドゥワ投手が5回3失点6四死球、1日の野村投手が5回5失点4四死球、2日の大瀬良投手が7回無失点1四死球。数字だけ見ても先発が試合を作れないと今の攻撃力ではどうしようもないですね。特に投手有利なカウントからでも粘られて四球を出してしまうケースなどが見られました。
それに連動する形で野手の失策も再び増加。
塁に出たランナーには好き放題に走られ3試合で5つの盗塁を許しています。
これが失点にそのまま結びついてしまうなど負の連鎖が続きました。
一度悪い流れに陥ったとき、そのままズルズル行ってしまうのは2000年代初頭くらいの弱かったカープに似たものがあります。順位表を見ても5位カープ6位ベイスターズに妙な収まりの良さを感じてしまうのはまずいですね。
あの時よりは地力はあるはずなのでなにかを大胆に変えてみることが必要なのかもしれません。
田中広輔はそこまで重要な要素か
私はカープの中で特定の誰か一人に強烈なこだわりを持って応援したことがあまりない(例外はウルソーくらい)ので、どうしてもドライに考えてしまうのですが田中広輔選手は外せない選手なんでしょうか?
今日の時点で打率は.174 本塁打0 安打19 三振34 得点圏19打席で3打点 失策5
二軍から上がってきた期待の若手ならいざ知らずベテランがこのレベルで試合に出してもらえているのは競争意識という意味でも良くないのではないでしょうか
単純に打順を下げればいいというレベルの不調ではないように見えます。
なによりも本人の調子を上げるために一度二軍に落とすことも考えなくてはいけません。曽根選手にしばらくショートのレギュラーを任せて二軍でミニキャンプでもはったらいいのではないでしょうか。
なんなら小園選手と入れ替えでもいいと思います。
2軍でもまだ結果が残せていない小園選手ですがそれでも開幕1軍を勝ち取ったポテンシャルはあるわけですからそれに期待してもいいと思います。
無抵抗で負けるくらいなら何か一つでも次の日に期待を持たせる負け方をしてもらいたいものです。
バティスタ爆発!4番でよくね?
単調な攻撃を繰り返し残塁の山を築いた攻撃陣にあってひとり気を吐いていたのがバティスタ選手でした。
1戦目は平成最後のホームランを放ち、2戦目にも打点を挙げると、3戦目ではそれまで二塁すら踏めずにいた中での決勝ホームランを放ちました。
ここはひとつ、この好調期だけでも3番鈴木誠也4番バティスタの並びを試してみてもいいのではないでしょうか
5番に左の西川選手か松山選手をはさんで6番も好調の會澤選手なら少し得点が期待できる並びになるのではないかと思います。
1・2番がノマキクコンビで定着できればしばらくはジグザグ打線よりも打てる選手を固めて使う打線で行ったほうがいいような気がします。
おわりに
つぎは本拠地に戻っての対巨人戦
前回は巨人戦から火がついて連勝が始まりました
強敵ではありますが、前回同様後半のリリーフ勝負に持ち込んで打ち崩していきたいですね。
それでは