5月3日~5日のカープ
対巨人3連戦
GWも最終盤
みなさんは連休がおわり仕事や学校の準備を始めつつ、6月のカレンダーに祝日がないのを絶望していることと思います。
我らがカープは本拠地マツダスタジアムに首位巨人を迎え3連戦を戦いました。
結果は2勝1分。
勝ち越しはしたものの最後に少しだけ後味の悪い幕切れとなりました。
頼れるリリーフ陣と頼りない守護神
1戦目と2戦目はともに早い回に得点したものの、中盤に得点が奪えずグダグダしている間に追いつかれたり逆転されたりする展開になってしまいました。
それでも終盤に勝利をもぎ取ることができたのはリリーフの踏ん張りが大きいですね。
去年まで逆転のカープと言われていた時はリリーフが踏ん張って終盤まで僅差の勝負をして勝負強いバッターが相手のリリーフを打ち崩す展開が多かったので、この3連戦のように点を取られながらも試合をぶち壊しにしない程度の踏ん張りがきくようになれば去年までの強かった頃のカープが少しは戻ってくるのかと思います。
それだけに3試合目の9回の表の守りにはがっかりしました。
簡単に出塁を許してしまった中崎投手の投球も、ダブルプレーを完成させられなかった田中選手の守備も見ている側からすると「またか」とため息の出るものばかりです。
点を取る方はまだまだ不調の選手もいて1イニングに大量得点とはいかないですが、せめて守る方はピリっとしてくれないと見ている方の胃がどんどん荒れていくので勘弁して欲しいです。
あとタイトル画像でもすこし触れていますが
3戦目12回ウラの攻防はもはや変な笑いが出るレベルの拙攻でしたね。
野球をあまり見ない彼女がノーアウトなのになんでバントさせるの?と不思議がってたくらいでした。あの時点で試合を決められるとしたら會澤選手しかいなかったように感じましたが…
3番・4番 大暴れ
この3連戦打のキーマンは3番に入ったバティスタ選手と4番の鈴木誠也選手でした。バティスタ選手は甲子園での好調をそのまま維持し1戦目では犠飛、2戦目ではホームランにサヨナラタイムリーと活躍。
鈴木誠也選手は3試合で6安打2本塁打7打点とまさにチームの主砲にふさわしい活躍をみせました。鈴木選手は3戦目のホームランで通算100号に到達。江藤選手の記録を抜き球団史上最年少での大台到達です。
この3・4番が安定して打てている間は少ないチャンスでも勝ちきることができそうです。
ちなみにバティスタ選手の好調の秘訣はクレート通訳の代打でやってきた元広島のフェリシアーノさんと新井さんの助言によるところが大きいらしいです。懐かしいですねフェリシアーノ。彼曰く「バティスタはすごく賢くなった」とのこと。考えて野球できるようになると成績が上がるのは昔からよく言われますからね。
このGW中も4月28日から7試合連続打点を記録するなど大暴れ中です。
新井さんの助言も一役買っているそうで、これは来年以降の新井バッティングコーチ招聘への伏線かもしれませんね。
中村+中村+レグナルト=HQS
3戦目は今季初昇格の中村祐投手が先発しましたが、いきなり初回から四球も絡んでの失点。3回表には坂本選手に本塁打を浴びていつノックアウトされてもおかしくない状態ながら4回表までこぎつけます。
しかしこの回坂本選手に3回目の打席が回ってきたところで緒方監督は中村祐投手を交代させて中村恭投手をマウンドへ送ります。
中村恭投手はこの回のピンチを乗り切ると続く5回にもピンチを招きますが0に抑えてマウンドを降ります。三番手のレグナルト投手がこの流れを引き継ぎ6・7回を無失点に抑えて3投手でHQSに相当する結果を残して見せました。
私はこのブログでも12連戦のうちどこか2試合はブルペンデーが必要になると書きましたし、それはきっと広島での巨人戦だろうと書きました。
そのときは、おそらくその試合は打ち込まれて落とすだろうと思っていたのでこの3投手で試合を作ることができたのは大きかったですね。
中村祐太投手は四球も多く課題が残りましたが、今後も谷間の選択肢として候補に残りそうな感じだと思います。
おわりに
この3連戦を勝ち越すことができたのは長いペナントレースで巨人とでも本拠地でなら対等の戦いができる・・・のではないかと期待が持てるものとなりました。
GW12連戦も残すところあと3試合。
ここまで来たら貯金を1つでも作って終わってほしいものです。
がんばれカープ