6月14日~16日のカープ
対楽天3連戦
「止まない雨はない」とか「明けない夜はない」とか慰め方はいろいろありますが、現実を見ればまだまだ暗中模索が続いている我らがカープ。
雨と涙に濡れた3連戦を振り返りたいと思います。
球団史に並ぶ不名誉記録もエースの証?
1戦目は床田投手が先発でした。
私は仕事先からスマホで速報だけをチェックしていたんですが、中々ヘビーな展開でしたね。最初にスマホを開いた時点で5点差。次にチェックした時には9点差になっていました。
先発の床田投手、二番手の薮田投手はともにボロボロの内容だったようですね。
見ていないのであれこれ書く気はありませんが、とりあえず一言だけ。
「そんな日もあるでしょ」
薮田投手は即2軍落ちが決まってしまったらしいですが、床田投手は事故にでもあったというくらいに割り切って次に備えるくらいでいいんじゃないでしょうか。
それにしても2回で5被弾ですか…
今年はいい方も悪い方も球団記録に迫るようなものが多いですが、また新たに球団記録に並ぶものを作ってしまったらしいですね。
これまでに広島で1試合5被弾を経験したのは、のちに阪急で15勝をあげた永友投手、言わずと知れた永久欠番「15」黒田投手、解説でもお馴染みブルペンの大黒柱横山投手、イケメンメジャーリーガー高橋建投手、そしてパ・リーグキラー(当社比)のスタルツ投手と錚々たる顔ぶれが並んでいます。
大切なのは次の登板以降にこの苦い経験を生かせるかということだと思います。
まだまだ始まったばかりのプロ野球人生。
いくらでも涙を流してその分強くなって欲しいと思います。
遠藤&島内で3回無失点
第1戦中盤以降のお通夜ムードの中、自分に与えられた役割をしっかりと全うした投手もいました。
前回登板でも結果を残した遠藤投手が6・7回を回跨ぎで無失点投球。
特に7回は直球主体で空振り三振を奪っていたようですね。前回の記事でも書きましたが直球に力のある投手は今後セ・リーグとの試合が再開しても十分通用すると思うのでこのまま敗戦処理からどんどん信頼を得て欲しいです。
8回はルーキー島内投手が登板。こちらも無失点で抑えたようです。
試合結果だけを見ると実は遠藤投手も島内投手も先頭を四球であるかせた上で無失点に抑えているんですね。実際どういう投球だったのかわかりませんが諦めムードの中での登板ながら集中力を切らさず投球できていたのであれば今後も楽しみです。
なにがなんでも岸投手だけには負けないチーム
雨で1試合流れての2戦目。小雨の降りしきる中での試合となりました。
「晴れている」「土曜日」の「デーゲーム」におけるジョンソンは無敵感がありますが小雨はやばいんじゃないかと内心ハラハラしてみていました。
実際、初回から小刻みに失点する良くない流れだったのですがそれでも流石に五月の防御率1.44は伊達じゃなかったですね。回が進むにつれてゴロアウトがどんどん増えてジョンソンらしい投球になりました。3~6回まで無安打に抑えて6勝目。頼もしい限りです。
さて今日のお相手は楽天・岸投手でした。
カープファンの中にもおそらく多くの人が気づいていることだとは思うんですけど、カープって交流戦でどれだけ大失速しているシーズンでも岸投手にだけは負けたことがないんですよね。
西武時代から滅多打ちにしているという印象はないんですけどなぜか勝てているという不思議な関係にあります。
今日も序盤から4回までは毎回の7三振を喫していたにも関わらず、バティスタ、西川両選手の「それ打てるの?」という技ありバッティングで勝ち越し。一歩間違っていれば2回の1点で抑えられていたかもしれなかっただけに相性ってこわいなとつくづく思いました。
今回で10度目の挑戦で7連勝だそうですね。
岸投手が12球団全球団からの勝利を挙げるのはすくなくとも来年まで持ち越しになりそうです。
おわりに
なんとか連敗を止めて次は不調のロッテとの裏天王山。
交流戦の順位がどうとかいうより好調ジャイアンツに追いつかれないように頑張って欲しいです。