塾講師のぼやき(夏期講習)「読書感想文を書こう③」
はじめに
口で偉そうなことを言っていてもしょうがないので
私も書いてみました。
今回はそれを紹介しようかなと思います。
ハチナイ小説版で読書感想文書いてみた。
先に断っておきますが、今回紹介する私の作文は著作権フリーというか丸パクリOKです。できるのなら・・・ね。
題材は『八月のシンデレラナイン潮騒の導く航路』
学校に感想文として提出するにはそこそこ恥ずかしいライトノベルです。
これを堂々と学校の先生に紹介できるのであれば私の作文をそのまま提出していただいて構いません。
ちなみに文章としてはかなり下手くそな文章を意識して作りました。
ポイントとしては「あらすじ長め」「感想短め&陳腐」「まとめ下手くそ」という文を作ったつもりです。
よくある感想文の書き方を紹介してあるサイトでダメな見本として紹介されている感じにしました。
前回までを読んでいただいている方には伝わると思いますが、私としては「そういう駄文や下手くそな文でも一人で書き上げたものは貴い。」「ヘタクソが上手になるにはトライアルアンドエラーを繰り返すしかない」というスタンスなのでその第一歩を踏み出すレベルとしてはこの程度が書けていれば全く問題ないよというものを目指したつもりです。
自分がこの夏に書いたものと比較してこれより上手であれば安心してください。
少し上の感想文
今まで散々書いてきたのは作文苦手だなぁと感じている人へのアドバイスです。
少し作文に慣れてきたなと思ったら感想文もワンランク上を目指すべきです。
それは
「こういうところが共感できる」「もし自分ならこうする」「自分は過去にこうしたことがあった」などの感情移入型の表現をやめることです。
そうでなくて一歩退いた立場から、「ここでこのような書き方をしているのが面白い」とか「こことあそこが対比されていて見事だと思う」というような表現技法や描写への感想を書くと良いと思います。
ストーリーに共感できるとかできないとかはどちらかというと「道徳」の授業で扱うテーマであり「国語」の授業の一環である感想文は「表現技法」や「対比」「言い換え」「因果関係」などを読み取る練習であるべきだと思っています。
そういった表現の視点に立った感想文も一つ書いてみました。
小学校高学年くらいになって少しだけ今までの感想文に変化をくわえてみたければこういう文章もありだよという感じです。
まあ 私の文章能力があまり高くないのでどちらにせよ下手くそな文章になってしまっていることは謝っておきます。
本当にこれをそのまま提出して悪い評価でも怒らないでくださいね。
おわりに
今回の読書感想文の書き方についてはこのへんでおしまいです。
それでは皆さん、残り少ない夏休みをしっかり全力で楽しんでください。