カープで一番活躍した外国人はウルソーですか?

塾講師 兼 助っ人外国人のうルソーがカープとアニメと教育についてグチグチ言います。

ロボットババアは電気羊の夢を見るか

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糞ブレイキン・脳ブレイキン・リリーを知っているか

平成もあと少しで終わろうとしています。

皆さんにとってこの30年間はどんな時代だったのでしょうか。

ほとんどの方は特に「平成のうちにやり残したことはないなぁ」「令和になっても特に変わらないなぁ」と思いながら4月の終わりを迎えていることと思います。

私も、令和になるからといって別段気持ちに変化はないと思っていましたが、ここに来てどうしても平成のうちにやっておきたい心残りができました。

 

それはリリーの搜索です。

 リリーはマキシマムザホルモンの楽曲「糞ブレイキン・脳ブレイキン・リリー」に登場するメイドメカです。

この曲はある一体のメイドメカをめぐる家族の物語になっており、ホルモンメンバーも認める泣きソングになっています。

YouTubeなどで公式が動画を出したりはしていないので気になる方は自分で購入して聞いてみてください。ホントにちょっと切なくなる名曲です。

 

 

リリーは何者か

さて、なぜ私が急にリリーを探すなどと言い出したかというとそれは「もしかしたらリリーが現実に開発されているかもしれない」からです。

この曲の歌詞ではリリーは次のように紹介されています。

鉄と鉛で出来た他人 あれが

オイル漏れボディーメイドメカリリー

ママ気取りロボットババア

俺のパンツ洗ってる

 

平成の終わり頃ぐらいに

たまたま生産された試作品

ハードオフジャンク品30805円

 

 そうなんです!

メイドメカリリーは「平成の終わり頃ぐらい」つまり2018~19年に試作品が作られているのです!

この歌が西暦でいうと何年頃の未来を描いているのか定かではありませんが、のちにハードオフでジャンク品が売られているくらいには流通するということも分かりました。

ということは今日2019年4月27日現在ですでに何らかの発表があってもおかしくはないはずです。

なにせASIMOがひょこひょこ人間らしくあるいてから19年近い時間が流れているわけですからね。

 

これはひとつ徹底的に捜索してみようじゃないか

ということになりました。

 

前途多難なロボット開発

そうは言っても専門家が集まるフォーラムや技術展に足を運ぶこともできないので、ネットの浅い知識が頼りです。

とりあえず片っ端からそれらしいワードを検索にかけてみました。

 

するとヒューマノイドの開発や家庭用ロボットも開発に関する記事はいくつも出されているのですが、大体どの記事もAIが自分で判断して家事をこなせるようになるのはもう少し先のことという結論で締めくくられていました。

今はどうやら何かに特化したロボットの方が主流のようです。

 

まぁ そりゃあそうですよね

部屋の掃除ひとつとっても、二足歩行のヒューマノイドがダイソンの掃除機を自分で抱えて清掃するくらいなら、ルンバを高性能に進化させたほうがよっぽど理にかなっていますからね。

 

というわけで、私が想像していた(To Heartのマルチのような)ロボットは開発されていませんでした。

それどころかkuriやjiboといった家庭で何らかのサポートをするために開発されていたロボットが2018年あたりに次々と開発の中止を発表していたらしく、ルンバの進化型や家庭用ペッパーくんですら生み出されていない様子です。

手塚治虫が描いたアトムの世界は近いようで遠かったようです。

 

新展開

失意の中さらに調査をすすめると、興味深い記述を発見しました

IEEEというサイトの2016年頃の記事です。

spectrum.ieee.org

そこにはこんなYouTubeの動画が貼り付けられていました。


Atlas Cleans House

 Atlasとかいう二足歩行ロボットは先ほど私が現実的ではないと書いたまさにそのままのロボットが掃除機で掃除をしていました。

さらにYouTubeを漁っているとugoというロボットも発見しました。


Mira Roboticsの家事支援ロボット「ugo」のデモ

こちらはオペレータによる遠隔操作が必要なのですが、繊細な動きを要求される洗濯物を出す→干す→たたむといった動作が可能になっています。

さらに、少し古いニュースですがAmazonがベスタという家庭用ロボットを作っており、2018年に社員の家で試験導入し、2019年には正式発表されるとの噂もありました。

これらはリリーそのものではないかもしれません。

でも、ここに上がっているような技術は既にあるのだから、我々が知らないところでリリーが開発されていてその試作品が存在していてもおかしくはないのかもしれません。

 

おわりに

というわけでリリー捜索はここで断念となりました。

まぁ 最初からわかっていたんですけどね。

私の一番の心残りはこの記事を何週間か前に思いついて検索もしていたのに仕事と遊びが忙しくてずっと記事にできていなかったことです。

ですが、これでようやく心残りもなくなり新たな気持ちで新しい時代「令和」をむかえることができそうです。

 

それでは。

 

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