カープで一番活躍した外国人はウルソーですか?

塾講師 兼 助っ人外国人のうルソーがカープとアニメと教育についてグチグチ言います。

5月17日~19日のカープ

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阪神3連戦

4連勝で首位巨人に1ゲーム差と迫って迎えた甲子園での対阪神戦。

投手陣の踏ん張りと打線のつながりで見事に3連勝。

連勝も7まで伸びてついに巨人を捉えました。

(開幕43試合で7連勝以上が2回は80年代黄金期にもなかったことだそうです。)

 

そんな週末の対阪神3連戦を振り返っていきましょう。

 

 

 

終盤の集中力と中継ぎの踏ん張り

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15日に劇的逆転勝利を飾ったカープは舞台を甲子園に移して阪神戦に臨みました。

先発は前回悔しい思いをした床田投手。この日も2回~5回まで毎回ランナーを背負う投球でしたがそれでも後続を断ちゼロを積み重ねていきます。しかし6回、2つ四球で出したランナーを連続適時打で返されて逆転を許してしまいます。

打線は西投手相手に4回の得点時と6回のバティスタの2塁打以外はランナーを出すことすら難しい状態だっただけにここでの2点はかなり苦しいものでした。

 

しかしここからのカープは凄かったですね。

 

まず床田投手の後をうけてピンチの続く場面で登板したレグナルト投手がしっかり火消しをして2失点で食い止めるとその後の九里投手も無失点投球。最少点差で反撃を待ちます。

 

そして8回。九里投手の代打で出た松山選手が四球で出塁。そこから野間、菊池、バティスタの3連打で一気に逆転に成功します。一度勢いがついた打線は投手の変わった9回に一挙7得点を奪い10-2で試合を決めました。

 

緒方監督も終盤の一気呵成の攻めを褒めていましたが、それ以上にあの6回満塁で2点を失った場面でベンチがすかさずレグナルトにスイッチしたことが重要だった気がします。以前までのベンチならこの回の終わりまでと床田投手を引っ張っていたのではないかなと思います。これも九里投手が中継ぎに回って中村恭やレグナルトがある程度抑えてくれているからこそできる継投です。

 

10得点に隠れる形になりましたが中継ぎは本当に頑張っていますね。

 

 

土曜の昼はジョンソンで決まり

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翌16日は広島ジョンソン、阪神メッセンジャーの外国人対決。

今年のジョンソンは初回からランナーを背負うのがデフォルトになりつつあります。それでもギリギリ失点しない投球で6回無失点。7回からは一岡、フランスア、中崎でリレーして4投手での完封リレーを成功させました。

打つ方は西川選手とバティスタ選手のホームランで4得点。2回~5回を4イニング連続三者凡退と良くない流れになりかけていたところでのバティスタ選手のホームランは実に効果的にダメージを与えることができました。

 

ジョンソン投手は4月21日のDeNA戦からデーゲームに限定すれば20イニング連続無失点と結果が出ています。土曜日であることやデーゲームであることよりも無失策だったり今年の阪神DeNAの打撃力だったりする部分が大きいとは思いますがそれでもひとつの起用策としてこのまま土曜のデーゲームでの登板を多くあてがっていくことはアリだと思います。

 

相手が勝手にそういうイメージを持ってくれればやりやすくなるかもしれませんしね。

 

得点圏の鬼!菊池涼介

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 3戦目はアドゥワ投手が奪三振0ながらも7回無失点。

打線も初回から小刻みに加点して早い回から有利に試合を進めることができました。

 

特にこの3連戦で頼もしさを見せてくれたのは菊池涼介選手でした。

初戦では西投手を打ち崩すきっかけとなるタイムリーを含む2安打3打点。19日の3戦目には2本のタイムリーを含む4安打2打点。得点圏での勝負強さが光りました。

 

今シーズンはここまで打率.304 得点圏打率.452と上位打線の鍵になっている菊池選手。

菊池選手自体ホームランが多いタイプではないですが足で二塁打三塁打を稼ぐこともできるので前のランナーを返しつつ自身が得点圏にランナーとして残り、バティスタ鈴木誠也両選手へのチャンスメイクも出来ているのが素晴らしいですね。

 

盗塁は…まぁ いつもそんなに上手ではないしね。

 

 今オフにはメジャー挑戦も視野に入れているらしいですが是非、もっともっと打ちまくってガンガン自分の商品価値を高めて欲しいですね。

 

 

おわりに

 いよいよ首位に並んだカープ。今週末には巨人との直接対決が待っています。

ただその前に中日との2連戦。ここをしっかり戦うことが先決です。選手がよく言っている「一試合一試合」という言葉通り交流戦までの期間戦い抜いていってもらいたいです。

 

 

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