6月11日~13日のカープ
対日ハム3連戦
とにかく打てない交流戦
久々にパ・リーグにコテンパンにやられております。
2敗1分で単独最下位に沈んだ3連戦を振り返っていきましょう
パ・リーグとの力量差
第1戦目は初回にすべてが決まってしまいました。
野村投手が立ち上がりを打ち込まれ5失点。
打撃面で不調が見られるカープがここから追いつくのは苦しく、必死の反撃も4点どまり。初戦は5-4で負けてしまいました。
野村投手は苦しい展開が続いています。特に交流戦に入ってからは早い回に失点することが多く単純に球の力が通用していないんじゃないかと思わせるシーンが何度もありました。
プロ野球界全体で打者のバットコントロールが向上し「精密機械のようなコントロール」とか「狙いを外すような投球術」よりもいかに「強い球を投げきるか」というところが重要になってきているので、野村投手のようなピッチャーは今後ますます生き残りづらくなっていくのではないでしょうか。
一方でこの試合4番手として登板した遠藤投手のように直球主体でも相手の打者と勝負できる投手が出てきてくれたことはありがたいですね。同世代の山口投手と良い影響を及ぼしあって欲しいです。
消去法で組むしかない打線
この3連戦、「あと一本が出なかった」を何度味わったことでしょう。
それもそのはず、12球団で唯一指名打者に安打が出ていなかったわけですから。
松山、長野、會澤、磯村とここまで「打」で期待が出来そうな選手をDHで起用してきたわけですがここを全く機能させることができなかったのはチーム打率にモロに直結してしまいました。
しかもここに来て野間選手も打撃が低調になり1番を剥奪されました。
こうなってくるともはや消去法でしか打線が組めなくなってきます。
そこで苦肉の策として取られたのが2戦目での長野選手の1番起用でした。
結論から言うとこのカードに関してはこれがハマりました。
注目のプロ初登板だった吉田投手にあっさり「逆・プロの洗礼」を浴びせられたカープ打線でしたが長野選手はしっかり2安打。一時同点に追いつくタイムリーも放ちました。
翌日も安打を放ち3試合連続安打。確実に調子が上向いてきています。
春先の長野選手が当てにならないのはセ・リーグファンなら周知の事実なので開幕当初はあまり心配していなかったのですが、かと言って「代打のひと振りにかける」といったタイプでもないだけにこうやって調子が上がってくればどんどんスタメンで試していくのはアリだと思います。
単独最下位
そりゃあ チーム打率1割台で勝てる野球なんて存在しませんよ。
3戦目の山口投手のように通用しないながらも、なんとかギリギリで踏ん張っている投手に勝ちを付けてあげられないのは本当に残念ですね。
山口投手に関しては次も先発で起用されるとのことなので、頑張って欲しいですね。
フランスア投手にかんしては何も言うことはありません。
ここまでの貢献度がたった1試合で無に帰すということもありませんし、次しっかり抑えてくれればいいとおもいます
おわりに
2位巨人との差は「1」
貯金も8まで減り、4月のときの悪いムードがふたたび首をもたげてきています。
あの時も書きましたがないものねだりしても意味がないのでファンは必死に応援していくしかないですね。